今週は色んな事がありました。
全部書くのは無理なので大きな事を。
ロベルトが「学校、やめる」と言いだした。
私は轆轤の時間中にその発言により、キアラとガブリエッラが彼を説得してたのを、聞いてて細かい部分が分からなかったので、車で改めてガブリエッラに聞くと・・・・。
轆轤の先生は二人、エンリコとパオロという先生がいます。
エンリコは、冗談言ったり、笑わしたり、そんな感じの先生。
でも呼ぶとちゃんと教えてくれる、エンリコの時はみんなリラックスしつつ・・・・のんびりと。
パオロはマ逆。
おしゃべり、ちょっとでも、しても怒るし、絵付けのクラスの子が見に来ても「関係のない奴は向こうへ行け!おまえ、授業中だろう!」と追い払う。
いつも、みんなを見てる。
粘土がなくなると、ポンと目の前に置いてある。
できそこないのものの粘土が溜まっていくと、いつの間にか彼が持ち去り、再生機にかけてる。
柔らかい再生後の粘土も、ちょっとでも硬くなり始めると彼はまた、みんなの様子を見ながら、粘土を用意しなおす。
そして、よく見てるので、っさっさと来ては、教え、他に移り、教え、移り、教え・・・・。
もう言うことない先生。
腕前もすごくて、ホントにホントに彼ってすごいって思う。
60過ぎてるけど、顔は可愛いのにすっごく怖い。
時間厳守なので少しでも遅れると「帰れー!!」と怒鳴り飛ばす。
でもすっごい面倒みいいので怒鳴りながら、面倒みる。
何度も何度も同じこと、同じ間違い、しつこく根気よく、教えてくれる。(そうゆう時は彼は怒鳴らない、ここが彼のすごいとこだと思う)
Aさん曰く、日本だと、こんなにこまく何度もしつこく教えてくれない。と言ってたけど。
私は日本でやったことないのでよく分からないけど、とにかくパオロの授業は軍隊のようで、厳しいけどキツイけど、自分で確実に伸びてるのが目に見える。
さてこの日。
私とAさんは、彼が時間には本当に厳しいのを初日に知ったので、授業前も、休み時間後も、10分、5分前には、ちゃんと轆轤の席に着いていた。
そうするとパオロは、すごくにっこり笑う。
そしていつものように、厳しく教え始める。
この日はなぜだか、私たち以外、皆、遅刻。
パオロはいつものように怒鳴り飛ばし・・・・・・、女の子達は「ごめんなさい」と素直に言ったのだが、ロベルトは「2歳の子供じゃないのに、あの怒鳴り方はない。俺たちは大人なのだ」
とご立腹したようで・・・・・それで「やめる」と言ってたみたい。
で、5時半が授業が終わる時間なのだが・・・・。
自分のとこの掃除が終わったロベルトは10分前に着替えに行ってしまい、またパオロに火がついた。「5時半まで授業は終わってないのだ!!!」
「ロベルトはどこだ!!あいつ、5時半までいろといったのに!!!」
「着替えに行ったから戻ってくると思うけど」
「着替えるのは授業が終わってからだ!!!呼んで来い。」
で、Aさん呼びに行ったけど、なかなか来ない。
痺れを切らし、パオロが直接行き、廊下でどなり声・・・・・・。
で、ロベルトは本当にやめるんじゃないか。という話になったのだが・・・・・。
車の中でガブリエッラの目がうるんでた。「今はやめる時じゃないのよ。パオロはああいう教え方だけど、彼に教わればすごく伸びるのが分かるし・・こんな事で・・・・」
「うーん、でも、轆轤の休憩時間に、ロベルトと卒業生の作品が置いてある部屋で話したとき、彼「俺もこんなの作るんだー」とかいってたよ。」
というと・・・・
「本当?」
「うん。」
「ああ、じゃ辞めないわ。大丈夫。」
ガブリエッラの言葉どうり、彼はその後も来てる。
パオロもロベルトも何もなかったように、元どうり。
イタリア人のこの過ぎたことは引きずらない、ここ本当にいいとこだと思う。
どんなに喧嘩しても次の日はカラっとしてる。
パオロは相変わらず叫びながら教えてる、私、結構これ好きなんだけど。
彼の轆轤の腕前からしたら、私たちなんて2歳児みたいなもの。
「どなって、叫んで、もっと教えて」って思います。
もっと上手になりたいからね。
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